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こんにちは千葉市中央区新宿のMFデンタルクリニックの今村です。
今週末は今季最低の気温となりましたね!
その中、娘の試合観戦に出掛けたのですが 体育館はとても寒くて身体の芯まで冷えてしまうほどでした߹𖥦߹
今回は寒さと食いしばりについてお話しようと思います。
寒いと身体に力が入るものですが、寒いときについしてしまう行動ってありませんか?手を擦る、身体を縮こまらせる、身震いする…などなど。
ブルブルと震える…つまり筋肉を小刻みに振動させることで体温の維持を図る行動、というわけなのです。人間の体温は31℃を下回ると危険と言われており、そのリスクを回避するための仕組み、というわけなのです。
では、身震いしているとき お口はどのように動いていると思いますか?
寒いとき小刻みに歯をガチガチ鳴らす、といった表現が漫画などの創作ではよく目の辺りにしますよね〜
でも、実際には食いしばっていることがほとんどなのです。
身震いをするとき 全身に力が入ります。その際、口の開閉を司る顎の筋肉も例外でなく 口を開けたくても、全身が強張って口を閉じようとしてしまうから食いしばりがおこるんです。
では、食いしばりの何が問題かというと…
強い力が持続的に歯と顎の関節に加わるということです。
さらに、くいしばるための筋肉が常に緊張した状態にあるということです。
くいしばりによって歯と顎の関節に強い力が加わるために、歯に違和感がでたり、しみる原因になる場合があり、歯周病を悪化させる原因が考えられます。
くいしばると、顎の関節にも持続的に力が加わるために、顎関節症の発症やもともと顎関節症の傾向にある方は、顎関節症が悪化する原因にもなり得ます。
また、顎の周りの筋肉に軽度の痛みや、だるさを感じることもあります。
くいしばるために働く筋肉は顎の周りだけではなく、頭部と首と肩の筋肉につながっていますので、くいしばりが強くなると、頭痛、首の痛み、肩こりなどの症状が起きる方もいらっしゃいます。
昼間のくいしばりは、無意識に起きてしまうものですが、気がついたらくいしばりを止めるように気を付けましょう。
1度大きくお口を開ける事も良いかもしれません。
寒さで食いしばりを感じられる方は就寝中にも食いしばっている可能性が高いです。
朝起きた時 歯や顎に違和感や痛みを感じる方 1度ご相談ください。
これから冬本番
インフルエンザやコロナだけでなく色々な感染症が流行する季節です。
皆さん こまめな手洗いうがいとしっかりとした口腔ホームケアを実践して
元気にこの冬を乗りきりましょう。
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