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むし歯を予防するキシリトール
こんにちは。
千葉県千葉市中央区新宿のMFデンタルクリニックの新井です。
今日はキシリトールについてお話します。
キシリトールは天然の甘味料です。
シラカバやカシの木からとれる成分が原料で、おもにフィンランドで生産されています。私たちがよく食べる、いちごやほうれん草にも含まれています。
ショ糖(砂糖の主成分)と同等の甘さがあるのが特徴です。
こんな甘い素材が、なぜ歯にいいのかというと……。
キシリトールには、
ミュータンス菌を弱らせる力があるからです。
むし歯の原因のひとつは、お口の中のミュータンス菌です。キシリトールはこのミュータンス菌に直接作用! むし歯の原因そのものを弱らせるのです。
ガムやアメ、チョコレートなどたくさんの関連商品がありますが、“キシリトール”と書かれていればどれでもよいというわけではないんです。
キシリトールは、1日の合計量として5-10g摂るとむし歯予防に効果的だとわかっています。
製品によって濃度は様々ですが、1番良いのは、もちろん甘味料の100%がキシリトールのもの。最低でも50%は必要です。
濃度が表示されていない場合は、栄養成分を確認し「炭水化物とキシリトールの分量が限りなく近い」ものを選びましょう。
キシリトール以外の甘味料も含まれる場合は、むし歯の原因となる糖類はもちろんゼロなものを選びましょう。「酸をつくりにくいもの」(ソルビトール、マルチトール、マンニトールなど)だと安心です。
むし歯を予防するには、歯ブラシなどの道具で細菌を取り除くことが基本。そこにキシリトールをプラスすれば、さらなる予防効果が期待できます。
毎日のむし歯予防に取り入れてみてはいかがでしょうか☺️
歯科衛生士 新井
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医療法人社団ともしび会
MFデンタルクリニック