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勉強会

☆虫歯予防☆

こんばんは!
千葉市中央区新宿MF デンタルクリニック、副院長の宮内です。

 

先日、日曜にセミナーに行ってきました!
セミナーはインプラントについてだったのですが、虫歯予防の講演が印象的だったので、今日はお子さんの虫歯予防についてお話をします。

 

最近よく、今の子供は虫歯が少ない、という話を聞きませんか?
近年は、虫歯予防についての知識が普及し、保護者の方の意識もとても高くなっています。
ですが、テレビや雑誌で虫歯や虫歯予防についての情報が多すぎて、何が正しいのかわからなくなっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

まず虫歯とは、虫歯菌が食べ物の砂糖を利用して酸を作り、その酸によって歯が溶けてしまう事を言います。
虫歯は、歯・砂糖・虫歯菌この3つの要素が重なる事により発生します。
逆に言えばこの3つのうち、1つでもなくせば虫歯にはなりません。
ですがそれぞれ無くす事は難しいので、それぞれに対処する方法があります。
歯には、フッ素を使用し歯を強くします。奥歯の溝にはシーラントという詰め物をします。
砂糖は、ダラダラと長時間おやつを食べていてお口の中で何度も脱灰が生じると、虫歯になりやすくなってしまいます。おやつの時間を決める事が大切です。
細菌には、食後の歯磨きです。フロスを使用し、歯と歯の間の汚れをとる事も大切です。

 

さて、私達がよくイベントで患者様にお渡しさせていただいている「キシリトール」はこの3つのどこに入るでしょうか?
答えは、全部です!!
キシリトールでは酸を作れません。
虫歯菌の活動を弱め、歯垢をつきにくく、はがれやすくします。
再石灰化を促す効果もあり、
キシリトールはお口の中を虫歯になりにくい環境にしてくれます。
キシリトールは継続的な使用が大切で、1日に5粒を3ヶ月以上摂取すると効果を発揮します。
キシリトールガムは、味がなくなってもキシリトールは出ているので、5分は噛み続けていただく事が大切です。

 

まとめますと、虫歯予防には、
一、歯を磨く。フロスも使用する。
二、フッ素入りの歯みがき粉を使う。仕上げにフッ素ジェルを使用するとより効果的。
三、正しい食生活。
四、歯科定期検診を受け、フッ素を塗る。
五、キシリトール摂取。(5粒・5回・5分)
です。
その5つを頑張っていただくと、虫歯は高い確率で予防出来ます。
お子さんは、3歳までに虫歯にならないと、その後虫歯が出来る確率は低くなると言われています。
3歳までがとても大事ですね!

 
当医院の定期検診では、フッ素は20才まで続けさせていただいていますが、それには理由があります。
フッ素での虫歯予防もそうですが、
それは、将来の歯周病リスクに備えたものです。
歯周病菌は、小さなお子さんのお口の中にもいますが、いたとしても定着しません。
だいたい18才くらいから歯周病菌ポルフィロモナス・ジンジバリスという最強最悪な菌が定着を開始します。その時期に、私達プロフェッショナルがお口の中を、専用の機械でお掃除する事が歯周病のリスクを減らす為にとても大切になります。

 

お口は、体の入り口です。
お口が汚れていて悪い菌がついていれば、その菌まで体の中に入ってしまいます。
歯がなくて食べ物をしっかり噛めなかったら、食べ物を効率良く吸収できず栄養が摂取出来ません。
お口の健康が、全身の健康につながるのです。

 

 

セミナーの帰りに東京タワーを見て来ました。

初・東京タワーです!
スカイツリーは出来て少ししてから見に行ったので、スカイツリーのが先に見てしまいました(笑)
青空に赤い東京タワーがとてもきれいでした。
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千葉市中央区新宿2-10-2 MF10ビル2F MF デンタルクリニック