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雪
みなさんこんにちは。
千葉市中央区新宿にあるMFデンタルクリニックの久保田です。
昨日雪が降りましたね。
子供はとても喜んでいました。
雪はどうできるのかと聞かれたので、調べてみました。
雪は空の高いところで生まれます。空気中の水蒸気が冷えて非常に小さな氷の粒ができ、これは軽いので上昇気流などに乗って空中に浮かびます。これが雲です。雲の中では氷の粒がくっつきあって集まり、少し大きな氷の粒に成長します。上昇気流で支えきれないほど大きく重い粒になったとき、地面に向かって落下します。落下するときに空中でとけて水になったものが雨、気温が低くて凍ったまま降るのが雪です。つまり地面に降りつもった雪は、氷の粒が集まったものなのです。
氷の粒なら透明に見えるはずです。雪の粒も形はさまざまですが、ひと粒ひと粒は透明です。
でも、粒と粒の間には空気があります。氷と空気とのさかい目では、光は屈折や反射を起こします。
とくに、さかい目に差し込む角度によっては、光をすべて反射する「全反射」が起きます。細かい雪の粒に当たった光は、粒の中を折れ曲がったり反射したりしながらさまざまな方向に向かうため、雪の塊全体では表面で「乱反射」が起きるように見えます。
このために雪の塊は、光を通しにくくなります(透明ではなくなる)。もし雪の粒の間に空気がなくひとつながりだと、乱反射は起きずに光は通り抜けます。水や氷が透明に見えるのはこのためです。
さまざまな色の光がぜんぶ同じように反射されたとき、ものは白に見えます。雪の表面で起きる乱反射は、結果的にさまざまな色を同じように反射することになり、白く見えるのです。透明な粒の塩や砂糖が白く見えるのも、氷の粒でできた雲が白いのも、さらに卵の白身を泡立てると白くなるのも、みな同じしくみです。なお、当たっている光に色がついていると(波長の偏りがあると)、雪にも色がついて見えます。夕焼けに照らされた雪山は赤く見えますし、かき氷に緑のスポットライトを当てると緑色に見えるのは、こうした理由によります。
私の家のまわりはお昼頃まで雪が残ってる場所もありました。
あまり降ると滑ってしまったりするので、昨日の量ぐらいならまた降ってほしいなぁーとおもいました。
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