ブログBLOG
親知らずについて
こんにちは、
MFデンタルクリニックの新井です。
今回は親知らずについてお話します。
”親知らず”とは…
17~30歳頃に生えてくる前歯から数えて8番目の歯のことをいいます。
永久歯の中で一番最後に生えてくるためスペースがなく、横や斜めに傾いたり、骨の中に埋まったまま生えてこない場合があります。
10歳前後で歯の元になる歯胚(しはい)が確認できるようになるので、生まれつき親知らずがあるかないかは中学生の頃にはレントゲン写真で確認できるようになります。
埋まっている場合もレントゲン写真を撮ることで確認できるので、気になる方は来院時にお声掛けください。
《親知らずが原因で起こりうる疾患》
・智歯周囲炎
親知らずがまっすぐはえておらずまた歯肉が一部かぶさっていたりすると歯磨きがしにくく不潔になり周りの歯肉に炎症を起こしやすくなります。このような状態を智歯周囲炎と言い、周りの歯肉が腫れたり炎症は広がると口を開きにくくなる事があります。
・虫歯
智歯周囲炎の時と同様、歯磨きがしにくく親知らずに虫歯ができたりまた親知らずと手前の大臼歯との間に虫歯ができたりします。
・歯並びの不正
真横にはえている親知らずが手前の歯を押して歯並びが悪くなる時もあります。 しかし全てが歯並びに悪影響を及ぼしているわけではなく矯正の際に親知らずを使う場合もあります。
親知らずの抜歯時期については、まだ歯根が完成していない”18〜20歳頃”が骨としっかりとくっついていないので、比較的痛みや腫れも少なく抜歯することが可能です。
大人の場合も痛みや腫れを繰り返していると、歯根が骨にくっつき抜歯が大変になる場合があるので、症状が出る前に抜歯することをおすすめします。
〒260-0021
千葉市中央区新宿2-10-2 MF10ビル2F
医療法人社団ともしび会
MFデンタルクリニック