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健康寿命を延ばすために

こんにちは 千葉市中央区新宿にあるMFデンタルクリニックの今村です。
先日 春一番が吹いたとニュースで見ました。
昨年と比べて2週間も早かったようですね!
これから寒暖を繰り返しながら春になっていくのでしょうね!!
皆様も体調を崩さないよう…
そして花粉症の方にはつらい季節ですが 早めの対応で乗り切りましょう。

今回は健康寿命について歯科とのつながりを考えてみようと思います。

みなさんはフレイルという言葉を聞いた事はありますか?
フレイルとは
簡単に言えば「加齢により心身が老い衰えた状態」
心身、生活、社会性の機能が複合的に低下している状態です。
食べ物が噛みにくくなったり、歩く速度が遅くなったり、気分がすぐれない時間が多くなったり、疲れやすくなったりします。
高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があります。

フレイルと歯科の関連性は、高齢者の健康管理や介護において重要な問題です。
フレイルは一般的に高齢者の身体的な弱さや機能の低下を表し、歩行能力や筋力の低下、身体機能の低下、認知機能の衰えなどが特徴です。

歯科とフレイルの関連性は、いくつかの要因によって明らかになります。

摂取制限と栄養不良
歯科の問題や咀嚼の困難さによって、高齢者が栄養不良になる可能性が高まります。
適切な食事が摂れないことは栄養不良を引き起こし、フレイルのリスクを高める要因の一つです。

心血管疾患
歯周病や口腔内の感染は、心血管疾患のリスクを増加させる要因となります。
炎症性物質や細菌が血流を介して体全体に広がることで、全身の炎症反応が引き起こされ、心臓や血管に損傷を与える可能性があります。

認知疾患
歯科の問題で上手く咀嚼出来なくなる事
そして口腔内の感染や炎症は、認知疾患(例:アルツハイマー病)のリスクを増加させることが示唆されています。口腔内の細菌が血流を介して脳に到達し、炎症や神経細胞の損傷を引き起こす可能性があります。

心理的影響
口腔内のトラブルは、高齢者の心理的な負担を増加させることがあります。
これはストレスやうつ病のリスクを増加させ、フレイルの進行を促進する可能性があります。

したがって、口腔内の健康状態が良好であることは、フレイルリスクの低減し健康寿命の延長に貢献します。
歯科の定期的な検診や適切な口腔ケアは、口腔内の健康を維持し、全身の健康状態をサポートするために重要です。

当医院スタッフには管理栄養士も在籍しておりますので お気軽にお声がけ下さいませ。

〒260-0021
千葉県千葉市中央区新宿2-10-2 MFビル2F

医療法人社団ともしび会
MFデンタルクリニック
TEL 043-247-1021