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年齢別 フッ素について
皆さまこんにちは、
MFデンタルクリニックの新井です。
今年も皆さまの健康を守っていきたいと思います、よろしくお願いします🐇🍶
最近お子様のフッ素塗布で、
フッ素濃度についての質問等がありました。なので今回はフッ素(フッ化物)についてお話ししていきます!
フッ素は虫歯を予防するのにとても有効な方法です。主に4つの働きがあります。
①歯のエナメル質(ハイドロキシアパタイトという結晶でできています)を改善する
②歯の中のカルシウムがフッ素イオンと結合して、歯質を強化する
③再石灰化(歯の表層が溶かされてしまったところを修復する機能)
④細菌・酵素作用の抑制
この①~③の作用により、フッ素は歯を強化して、④の作用で酸性を低下させる役割があります。
〜3歳くらいのお子様
- 【歯磨き粉を変える時期の目安】乳歯の奥歯がある程度生えてきたら、~3歳に適した歯磨き粉へ変更をオススメします。
- 【フッ素濃度】 500ppm程度
3〜5歳のお子様
- 【歯磨き粉を変える時期の目安】お口のうがいが上手に出来るようになったら、3〜5歳のお子様に適した歯磨き粉へ変更をオススメします。
- 【フッ素濃度】 500〜1,000ppm程度
6歳以上のお子様
- 【歯磨き粉を変える時期の目安】小学校入学を目安に、6歳以上のお子様に適した歯磨き粉へ変更をオススメします。
- 【フッ素濃度】 1,000ppm程度
15歳くらいから
- 【フッ素濃度】 1,000〜1,500ppm程度
そしてフッ素を使用した後に注意していきたいのが、
何度もうがいをしてしまうことです。
水と一緒に流れてしまうため、
うがいは少量の水で1回だけが望ましいです。
また、ぶくぶくうがいや吐き出しができない2歳までのお子様は、フッ素入り歯磨き粉で仕上げ磨きをした後、お口の周りを軽く拭き取るだけで大丈夫です。
より効果的に使って、むし歯から歯を守っていきましょう!
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