こんにちは、千葉県千葉市中央区新宿の歯科医院MFデンタルクリニックの野上です。先週は寒暖の差が激しく身体がその変化に対応できずに体調を崩しやすい毎日でしたね。MFデンタルクリニックに来院されているお子さまも風邪をひいてしまったり幼稚園などで風邪をもらってきてしまったりしてキャンセルが多くなってしまった一週間だった気がします。これからさらに気温が下がってきて乾燥してくるので皆さま体調管理には十分気をつけてお過ごしください。

先日フッ素を定期的に塗布しにいらっしゃるお子様の保護者の方から「最近子供の口臭が強くなって困っている。虫歯があるようには見えないのだけれども原因他にもあるのでしょうか。」というご質問をいただきました。毎回きちんとフッ素を塗布する際虫歯のチェックを先生がしているのになぜ？何かの病気なのでは？…と心配になってしまいますよね。今回はお子様の口臭の原因が虫歯だけではないという事をお伝えしていこうと思います。

一つ目が磨き残しがある状態です。お子さまの場合上記のように今までなんともなかったのに最近口臭が気になりだした場合、汚れが溜まって口臭の原因になってしまいます。ずっと汚れが溜まったままの状態でいると歯肉の炎症（歯肉炎）が起こりさらに悪化すると歯周病にかかってしまいます。

二つ目がお口で息をする（口呼吸）状態です。お口の中は絶えず唾液で潤っているのですがこの唾液が実はお口の中に残った食べかすなどを洗い流したり虫歯菌から歯を守る効果があるすっごい機能があるのですが口呼吸になってしまうとお口の中が乾いてしまい結果細菌が繁殖しやすい環境になってしまうので口臭が強くなってしまいます。鼻炎をお持ちのお子様で口呼吸する状態がずっと続いてしまっていたりするとお口の周りの筋肉が発達していないで口呼吸をしてしまう原因になってしまいます。さらに鼻炎が悪化してしまうと鼻の奥にある空洞に膿が溜まってしまう蓄膿症も鼻と口は繋がっているので強い口臭の原因となってしまいます。

三つ目がストレスです。大人のストレスとは異なるストレスが子さまにあり、ストレスがかかっていると緊張状態により唾液の分泌量が減ってしまって細菌が繁殖しやすくなって口臭になってしまいます。

口臭の原因だけでも一つではないですし、口臭が病気のサインの場合もあります。成人の口臭の原因が人それぞれ異なるようにお子様の口臭もそれぞれです。もちろん処置や予防法もございます。

ご心配な事がございましたらいつでもご連絡お待ちしております☆

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