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間違ったブラッシングで起こる事
こんにちは 千葉市中央区新宿にあるMFデンタルクリニックの今村です。
今週末は雨模様で一段と寒くなりましたね!
皆様 風邪などひかないように体調管理にはお気をつけて下さいませ。
今回は ブラッシングを間違ってしまうと起こりうる害についてのお話です。
ブラッシングをすることはむし歯や歯周病の予防に大変有効ですが
方法を間違えてしまうと歯や歯肉を傷つけてしまいます。
歯ブラシによる害
- 歯肉退縮
乱暴なブラッシング、力の入れ過ぎ、毛先の広がった歯ブラシの使用により起こりやすくなります。 - 擦過傷
いわゆる「磨き過ぎ」によってできる傷で、口腔粘膜や歯肉に損傷をつくります。 - 原因は歯肉退縮と同様ですが、歯ブラシを新しく替えた時や、硬毛の歯ブラシを使用した場合にも
- 起こりやすくなります。
- クラフト
- 歯肉にできた垂直型のV又はU字型をした裂け目のことであり、過度の力を加えた縦磨きと
- それに伴い停滞するプラーク(歯垢)が原因と考えられます。
- ただし、咬み合わせの異常によって起こる場合もあります。
- フェストゥーン
- 歯肉の縁が浮き輪状に盛り上がった歯肉の形態異常です
- 。原因はクレフトと同様で、主に誤った方向のブラッシング、力の入れ過ぎによって起こります。
- 主に犬歯付近に生じます。
正しい使い方を!
どんなに時間をかけてブラッシングをしても使い方を誤っていては元も子もありません。
歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシを正しく使いましょう。
歯ブラシをお使いの際、つい力を入れてしまっていませんか?適当なブラッシング圧は100~200g程度の力です。
新しくおろした歯ブラシの毛先が2~3週間で広がるようでしたら力の入れ過ぎと考えられます。
一度、ご家庭にある調理用の計りで実験してみると良いでしょう。
又、歯ブラシの持ち方をペングリップ(鉛筆のように持つ方法)にしましょう。
手首を使って軽やかにブラシを動かすと力のコントロールがしやすくより細やかな磨き方ができます。
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