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口呼吸

こんにちは 千葉市中央区新宿のMFデンタルクリニックの今村です。

毎日蒸し暑く過ごしにくいですが みなさん体調はいかがでしょうか?

新型コロナウイルスも未だ終息せず 大変な日々が続いています。

感染予防・消毒にも慣れてきて これまでの生活を見直す方も多いのではないでしょうか。

今に負けず 笑顔で免疫力を上げていきましょう。

 

今回は口呼吸を少しでも改善する方法をお話しますね。

口呼吸は全身の健康を損ね、口臭もきつくなる厄介なものです。

<鼻で呼吸ができない場合>

  • 鼻が詰まっていて鼻呼吸ができない人・・・耳鼻科で治療を受け、鼻の問題を治すことが先決です。
  • 歯並びが原因で口が閉めにくい場合・・・矯正治療で歯並びを治す必要があります。

<癖になっている場合>

鼻で呼吸はできるけれども、癖で口呼吸になっている場合には、とにかく口を閉め、

鼻で息することを意識して行いましょう。

最初は苦しく感じられるかもしれませんが、やっているうちに習慣化してきます。

鼻の通りが完全に良くない場合でも、できる限りの範囲で苦しくない程度にやってみましょう。

どうしても忘れてしまう、という場合にはリマインダーとして、家のあちこちに

「鼻で息をする」と書いて貼っておくのも良いでしょう。

<口腔筋機能療法について>

また、口呼吸が続いて口周囲の筋肉が緩んでしまっている筋力不足の場合には、

口腔筋機能療法(MFT)という、口周囲の筋肉トレーニング方法も効果的です。

実際に矯正歯科でもこのプログラムは取り入れられており、その種類は50種類以上にも及びます。

この訓練法によって口周りの筋肉を強化し、さらには鼻呼吸をするのに大事な舌の筋肉の強化、

また正しいポジションを身につけるようにします。

また、内科の医師が推奨している簡単にできる口周囲の筋肉の強化方法、「あいうべ体操」というものもあります。

今回はこのMFTの中の自分でできる簡単な方法と、あいうべ体操をご紹介します。

いつでもどこでも簡単にできますので、ぜひやってみてください。

 

自宅で簡単にできる口腔筋機能療法(MFT

1.唇のトレーニング

口を少し開き、上下の唇を上下の歯の間に巻き込むように入れ込み、その後「パン!」と音を鳴らします。

力をぬいて、もう一度同様に「パン!」と鳴らします。

これを20回~30回行って1セットとし、1日に3セットやりましょう。

2.舌のトレーニング

まず、舌を上の前歯の裏側の歯茎のふくらみの部分よりも少し下(スポットポジション)に置きます。

舌の先端をスポットポジションにつけたまま、舌全体を口の天井部分(口蓋)に吸い上げます。

そしてそのまま口を大きく開けて、舌で口蓋をはじくようにして「タン!」と音を立てます。

これを10回~15回行って1セットとし、1日3回やりましょう。

3.ガムチューイング

シュガーレスガムを奥歯で噛みます。

唾液が出てきたら、奥歯を噛みしめて唾液を飲み込みます。

ガムをよく噛んでやわらかくなったら、舌でガムを口蓋(口の天井部分)に吸い上げ

できるだけ広い範囲にガムをひろげてくっつけるようにします。

その後、ガムがずれないように舌でガムを押さえつけたまま、奥歯を噛んで唾液を飲み込みます。

これを1日に2回~3回やりましょう。

あいうべ体操

「あ」「い」「う」と大袈裟なくらい口を大きく動かして発音し(実際に声は出さなくても構いません)

「べ」は舌を思いっきり前にだしてやってみましょう。

この「あいうべ」をセットとし、1セットを5秒くらいのゆっくりした動作で行い

1日に30セット行いましょう。

 

口呼吸を改善する事で口腔のみならず全身の健康を手に入れましょう。

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MFデンタルクリニック