こんにちは　千葉市中央区新宿にあるＭＦデンタルクリニックの今村です。

関東も梅雨入りして蒸し暑い日が続きます。

それでも　新型コロナ対策で必須なのがマスク着用ですね！

ところが、マスクの内側に呼気や飛沫がこびりつき　悪臭がしてゾッとしたという方も

いるのではないでしょうか？

そこで少しでも口臭解消になるお話をしていきます。

まずは

『病気を治療』

疾患が原因となって口臭が発生するケースを“病的口臭”と言う。

「日本人の７～８割がかかっている歯周病も、口臭の大きな原因です。

まずは治療し、定期的にケアすることが大事です。

慢性的な喉の炎症や鼻づまりによる口呼吸も口臭の原因になりますので、

耳鼻咽喉科での治療が必要でしょう。

また糖尿病や肝・腎疾患なども口臭の原因となる事もあります。

その他に

”生理的口臭”と呼ばれるタイプ

病気ではないのに体調の変化などによって周囲に不快感を与えてしまう悪臭の事です。

ここからは、口臭解消法のお話をします。

皆さんも口臭予防として舌磨きをされている方も多いと思いますが　力任せにブラシで擦ったり

綿棒などで刷掃したりし過ぎると　舌の表面が傷つき　逆に汚れ易くなってしまいます。

舌磨きをやるのなら　優しく撫でる程度の力で行いましょう。

では　他には何に気を付けるべきでしょうか？

口臭の良し悪しを決めるのはズバリ“唾液”だといいます。

『水を飲む』

「清流と呼ばれる透明で美しい川の水は臭いません。

しかし、透明な川でも流れが滞ると臭ってくるし、逆に汚い川でも、流れが早いときには臭いません」

唾液もそれと同じ。

つまり　“質”と“流れ”　清らかな唾液をキープすることで口臭は防げるといいます。

食後すぐは新鮮な唾液が流れるので口臭はしません。

しかし　時間の経過とともに唾液の分泌量は減ってきます。

そこで食後は口腔内に食べ物の味が残らないと感じるまで水を口に含み、洗うように飲んでください。

さらに、日頃から水を頻繁に飲む癖をつけ、清らかな流れをキープすることを心がけましょう。

『食後にガムを噛む』

こうして清らかな唾液を出すことに成功したら、あとは、その流れを妨げないことが肝心です。

欧米人は食後にガムを噛んで唾液が出るよう心がけていますが、

日本では”ガムをクチャクチャ噛んでいると、みっともない”と言われてしまう事も・・・

それなら　ガムを丸めて舌の下に入れておくだけでもいいでしょう。

脳がガムを異物だと認識し、吐き出そうとするので、噛むよりも唾液の分泌が促されるんです。

まだまだマスク生活が続く今　簡単に出来る事からやってみてはいかがでしょうか？