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土用の丑の日
こんにちは。
千葉県千葉市中央区新宿のMFデンタルクリニックの的場です。
いよいよ梅雨が明け、蒸し暑い夏がやってきましたね。
昨日、7月27日は、土用の丑の日でした。
みなさんは、うなぎを食べましたか?
土用の丑の日は、「うなぎを食べる」日として知られていますが、
実は、土用の丑の日というのは夏だけではなく1年に何日かあるんです!
夏の土用の丑の日だけよく知られているのは、
江戸時代に、うなぎ屋さんが、夏に売り上げが落ちるうなぎを売るため、
「土用の丑の日 うなぎをたべれば夏に負けない」という看板を立てたところ大繁盛し、
それが広まっていった、という説が有名ですね。
商売繁盛のための戦略だったものの、
実は、うなぎには様々な栄養素が豊富に含まれているため、夏バテ予防には優れた食材です。
一体、どんな栄養素が含まれているのでしょうか。
・ビタミンA
目の働きには欠かせない栄養素です。
また、皮膚の代謝にも必要なので、不足すると、目が疲れやすい・見にくい、
肌が荒れやすいといった症状につながります。
・ビタミンB群
三大栄養素である、タンパク質、脂質、炭水化物 を消化吸収利用するためには必須の栄養素です。
特に、炭水化物の多い食事に偏りやすい夏は、ビタミンB群も大量に消費されてしまいます。
不足すると、だるさや疲れやすさの原因にもなるので、積極的に取りたい栄養素ですね。
・ビタミンD
ビタミンDは、紫外線を浴びることでヒトのからだでも合成できるのですが、
しっかりとした紫外線対策をする方も多いので、意外と足りていない場合があります。
また、歯の形成時にビタミンDが関係してくるので、特にお子様は意識して摂った方がよいです。
・DHA、EPA
これらは必須脂肪酸と呼ばれ、ヒトの体内では合成できません。
炎症を抑えたり、血液をサラサラにするなどのはたらきがあります。
EPAは、特に血液や血管の健康を保つために効果があるとわかっています。
以上、代表的な栄誉素を紹介しましたが、夏を乗り切るための栄養素がたっぷり含まれています。
今や、うなぎは高価な食材で、頻繁に食べることはないかと思いますが、
土用の丑の日にはぜひうなぎを食べてみてはいかがでしょうか。
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