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勉強会

歯の土台について

こんにちは。千葉市中央区にあるMFデンタルクリニックの濱田です。

昨年の梅雨が異様に短かったせいか、そろそろ梅雨明けかというニュースも聞こえ始めましたが、今年の梅雨は特に長く感じられます。

 

先週の院内勉強会の時間は、先々週に続き、サンメディカル(株)様に講習を開いていただきました。

今回のテーマはグラスファイバーコアについて。かぶせ物をする際、歯の土台となる材料です。

 

多くはむし歯が原因で、歯の大部分が失われてしまった場合、土台とかぶせ物を入れて噛む機能を修復します。土台には数種類あります。

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メタルコア・・・メタルコアとは、銀合金で作られている金属の土台です。保険適用のため費用が安いこと、そして強度が強いことが特徴です。

しかしメタルコアはどちらかといえばデメリットが多い土台であり、あまり推奨しません。そいうのも、強度が強すぎて根に大きな負担がかかり、歯や根が割れてしまう恐れがあるからです。また金属素材のため、金属アレルギーや、歯ぐきに変色が起きるメタルタトゥーを引き起こす可能性も持ち合わせています。

そして審美性に劣り、セラミッククラウンなど透明度の高い被せ物を装着した際、セラミックの持つ美しさを損ねてしまいます。

 

レジンコア・・・レジンとはプラスチックの意味で、レジンコアとはプラスチックで作られている土台です。白い土台のため透過性に優れていますが、レジンは強度に不安がある素材です。そのため噛む力が強い奥歯にはあまり向きません。

 

ファイバーコア・・・グラスファイバーが使われている土台で、強度と耐久性に優れています。硬さや弾力性が天然歯と近く、噛んだときにかかる負担を和らげるという特徴を持っています。しっかり噛んでも強度に優れているため、奥歯など全ての部位で使用できます。

 

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ファイバーコアは以前は自費診療のみ使用できる材料できるものでした

平成28年1月より保険適用されることが決まり、使用される機会が多くなりました。

 

弾性係数(かたさ)が天然象牙質に近似していることから,歯が割れる事を防げると期待されます。

 

認可を得る条件が決まっている為、保険適用のグラスファイバーは各メーカー類似したものが多いようです。その中、サンメディカル(株)製品の特徴について、とてもわかりやすい講習を聞く機会をいただき、違いを知る事ができました。

新しい技術や、製品を理解し、日々知識を深めていきたいと思います(^^)

 

 

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医療法人社団ともしび会

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