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唾液の作用

2019.05.26   カテゴリ:お口の中について, 歯科治療

こんにちは。千葉市中央区新宿にあるMFデンタルクリニックの濱田です。

先日、あるテレビ番組の中で、唾液の分泌量について日本人は欧米人に比べて圧倒的に少ないといった内容が放送されていました。へぇーそうなのか!と思ったものの、私がインターネットや参考書などで検索した範囲では正確な統計等の資料は見つかりませんでした。(日本人は欧米人に比べ3分の1と書かれている方もいましたが)

 

日本人と欧米人では、食生活の違いはもちろん、頭蓋骨の形の違いや汗腺の数の違い、赤血球の数の差から平均体温の違いまであると言われているので、分泌量の違いもあるかもしれません。そういう説がある。程度に覚えておこうと思いました(^^)

 

嬉しいことに、世間でも歯科への関心も高まっているようで、お口に関する情報がメディアで取り上げられる機会も多くなっているように感じます。間違いとまではいきませんが、詳しい説明が省かれている事で誤解を招きそうな表現や過剰な報道も少なくないという印象を個人的には受けます。自分に必要な情報を取捨選択して、暮らしに役立てていきたいですね。

 

そんな話で、今回は【唾液】について知識を深めていただけたらと思います☆

唾液は99.5%が水分です。唾液のpH(ペーハー)は平均6.8(中性に近い弱酸性)ですが、唾液の量が多いほどpHは高くなります。残り0,5%に含まれる成分には以下のものがあります。

 

  • ナトリウム
  • カリウム
  • カルシウム
  • 塩化物
  • 炭酸水素塩
  • 無機リン酸
  • マグネシウム
  • リン酸ナトリウム
  • ディフェンシン
  • グロブリン
  • ヒスタチオン
  • リゾチウム
  • ラクトフェリン
  • アミラーゼ
  • マルターゼ
  • その他

そして、唾液がお口の中にもたらす効果は以下のものがあります。

 

唾液作用

 

  1. 洗浄作用;食べかすなどを洗い流す。お口の中の食べ物や歯についた汚れを洗い流す作用があります。またお口の中の細菌などを洗い流し、胃に運び強酸性の胃酸で殺菌するという作用にも大きく貢献しています。
  2. 抗菌作用;プラーク(歯垢)の発生を抑える。お口は常に体外に晒されており、水や食べ物、歯面のプラークなどを介して、細菌が侵入してきます。唾液はそうした細菌の侵入を阻む作用も持っています。また唾液が減ると歯周病が進行しやすくなります。歯周病菌はもともと口の中に住んでいる細菌です。唾液によって細菌の数や割合がコントロールされています。唾液が減り、唾液の抗菌作用がなくなると毒性の強い歯周病菌がより多く繁殖しやすくなります。
  3. 円滑・保護・咀嚼補助作用:唾液の成分にムチンという粘性のタンパク質があります。食べ物を唾液で濡らし、喉を通りやすくする作用があります。また口の中の粘膜を潤し、声がよく出るよう発声を滑らかにしたり、食べ物や刺激から口の中が切れたりすることから、口腔粘膜を保護する作用を持ちます。
  4. 消化作用:ヒトは活動する際にエネルギー源としてブドウ糖を使用しています。ですが、ヒトの摂取している食事には、ブドウ糖としては食べ物の中に存在していません。ブドウ糖が結合しているでんぷんとして炭水化物の中に含まれているのです。でんぷんの状態ではヒトは体内に吸収する事ができないのですが、唾液の中の有機成分のアミラーゼという酵素によってブドウ糖に分解され体内に取り入れることが出きるのです。よく咬んで唾液を出して食事をしないと、消化し辛くなり、胃に負担をかけることになってしまいます。
  5. 再石灰化作用;一度溶けた歯の成分の再沈着をはかる.唾液の中にはリン酸やカルシウムなど歯には欠かせない多くのミネラル成分が含まれています。歯は食事のたびに溶かされミネラル成分が流れ出ます。唾液によってミネラル成分が歯に戻される再石灰化(さいせっかいか)が起こります。また、多くのミネラル成分が含まれる唾液は歯垢を歯石にします。
  6. 味覚作用;唾液は食べ物を分解することで、味覚を感じやすくさせます。これは、食べ物に含まれる味物質が、唾液の中に溶け込むためです。舌表面にある味蕾は、味物質への感受性が高い組織なので、唾液を介して様々な食品の味を見極めることができます。
  7. 緩衝作用;pHを元の状態に保とうとする。お口の中が酸性に傾くことで歯は溶け始めていきます。こうした酸性に傾いたお口の中の環境を中性に戻してくれる作用を緩衝作用と呼び、唾液がそれを担っています。

 

唾液の分泌量は1日1.0~1.5Lですが、安静時では1時間当り平均19mLであるのに対して、睡眠時には1時間当り平均2mLと少なくなります。つまり睡眠時は唾液の役割が期待できません。ぜひ就寝前のブラッシングを習慣づけましょう!

 

260-0021  千葉県千葉市中央区新宿2-10-2 MF10ビル2F

医療法人ともしび会MFデンタルクリニック

043-247-1021

 

引用:い~でんたるへるす・唾液の成分と歯の健康を保つ7つの作用

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