
ブラッシング時の注意!
2021.03.7 カテゴリ:お口のこと
こんにちは、MFデンタルクリニックの新井です。
前回、歯間ブラシやフロスについてお話していきましたが、
今回は毎日行うブラッシングでの注意点と正しい方法についてお話していきます!
ブラッシングをすることはむし歯や歯周病の予防に大変有効ですが、方法を間違えてしまうと歯や歯肉を傷つけてしまいます。
「しっかり歯をみがくには力を入れてゴシゴシみがいたほうがいい」「歯ブラシは硬いほうが汚れをかき出しやすく、汚れが落ちやすい」…と思われがちですが、
実はブラッシングの本来の目的は、細菌の塊である「歯垢(プラーク)」を除去することです。
歯垢は柔らかいので歯ブラシの毛先が歯垢に届けば、毛の硬さは「ふつう」か、「ミディアムソフト」と呼ばれる、やややわらかめで汚れは十分に落とせます。
気をつけていても、いつも力が入ってしまう…という方は、歯ブラシの持ち方をペングリップ(鉛筆のように持つ方法)にすると、過度なブラッシング圧を防ぐことができ、
手首を使って軽やかにブラシを動かすため力のコントロールがしやすく、より細やかな磨き方ができます。
また、ブラッシングの適切な圧は、
約100~200gになりますので実際にご家庭の測り器で測定してみると分かりやすいかと思います^^
過度なブラッシング圧によって引き起こる症状には以下のものがあります。

・歯肉退縮
過度なブラッシング、力の入れ過ぎ、毛先の広がった歯ブラシの使用により起こりやすくなります。
・擦過傷
いわゆる「磨き過ぎ」によってできる傷で、口腔粘膜や歯肉に損傷をつくります。原因は歯肉退縮と同様ですが、歯ブラシを新しく替えた時や、硬毛の歯ブラシを使用した場合にも起こりやすくなります。
・クレフト
歯肉にできた垂直型のV又はU字型をした裂け目のことであり、過度の力を加えた縦磨きと、それに伴い停滞するプラーク(歯垢)が原因と考えられます。ただし、咬み合わせの異常によって起こる場合もあります。
・フェストゥーン
歯肉の縁が浮き輪状に盛り上がった歯肉の形態異常です。原因はクレフトと同様で、主に誤った方向のブラッシング、力の入れ過ぎによって起こります。主に犬歯付近に生じます。
・楔状欠損
歯がくさび状(楔状)に削られてしまったもので、歯肉沿いの歯の部分にできます。原因は粒子の大きい歯磨き剤の使用、歯磨き剤の使い過ぎ、ブラッシング時の力の入れ過ぎです。痛みを感じないこともありますが、知覚過敏を起こしやすく、削れてしまった部分は自然に回復することはありません。
(歯ぎしりや食いしばりにより引き起こることもあります。)
※楔状欠損については、より詳しく過去ブログに載っていますので遡ってみてください。
・皿状欠損

歯が皿のように削れてしまったものですが、原因は楔状欠損と同じです。特に電動歯ブラシを使用する方に多く見られます。
ブラッシングの指導を受けても、時間が経つと自己流のブラッシングになりやすいです。
歯科健診やメンテナンスでのご来院の際に、毎日正しいブラッシングが出来るように、お手伝いをさせて頂きます。
歯科衛生士 新井
〒260-0021
千葉県千葉市中央区新宿2-10-2 MF10ビル2F
医療法人社団ともしび会
MFデンタルクリニック
ハーブティーのいろいろ
2021.02.28 カテゴリ:栄養, 花粉症対策
こんにちは。
千葉県千葉市中央区新宿のMFデンタルクリニックの的場です。
早いことに明日から3月ですね!
一度暖かくなったと思えばまたまた寒さが戻ってきて、春が待ち遠しいです。
特に朝起きて寒い日は、よくハーブティや紅茶を飲んで体を温めているのですが、
みなさんハーブティは飲まれますか?
なかなかなじみのないように思いますが、名前を聞くと、聞いたことがあるハーブもあるのではないでしょうか。
ラベンダー、ペパーミント、カモミール、レモングラス、ジャスミン、
ローズヒップ、ルイボス、ハイビスカス、フェンネル、ジンジャー…
あたりがハーブティーとしてよく飲まれています。
そもそもハーブは、ビタミンやミネラル、他にも体に有効な成分を含んでいるため、漢方としても使われています。
ハーブティーは、そういった植物の葉や茎などから抽出した飲み物です。
そのため、ハーブの種類にもよりますが様々な効果・効用があり、
・口臭予防
・リラックス効果
・アンチエイジング
・美肌に役立つ
・腸内環境をよくする
・血流をよくする
・炎症を抑える
などなど… たくさんの働きを持っています。
美容院やサロンなどでもハーブティを出してくれるところが増えていて私もそれがきっかけで興味を持ちました。
くせのあるものもありますが、ハーブの種類も豊富なので、ご自分に合うハーブを探す楽しみもありますね。
今回は有名なハーブティを3つご紹介します!
ルイボスティー

ルイボスは、南アフリカ共和国でのみ栽培が可能な低木で、大昔から現地の住民の方々の間で飲み続けられてきました。
その方々がいつまでも若々しくいることから、研究が始まり、
そこでルイボスに抗酸化物質が含まれていることが発見されました。
つまり、ルイボスティーの一番の魅力は、抗酸化作用があることです!
お肌だけでなく、身体の内側から酸化を抑えてくれる物質を含んでいます。
またカフェインは含まれておらず、そこまでくせも強くないことから、日常的に飲むお茶としてもぴったり。
最近はペットボトルに入って売られていたりと、日本での知名度が広がってきたような気がします。
ジャスミンティー

こちらも、飲料コーナーでも販売されていてメジャーなハーブティです。
わたしは正直ジャスミンティーは得意ではないですが、女性には特におすすめです。
ジャスミンティーの香りは、「ベンデルアセテート」という成分によるものですが、
この「ベンデルアセテート」には、リラックス効果があるようです。
また、美肌には欠かせないビタミンC・Eも多く含まれています。
ペパーミント

ペパーミントは、名前の通りミントなので、清涼感があり鼻がすーっとする感じがあります。
かゆみや炎症を抑えるような効果もあるので、今からやってくる花粉症の季節にぴったり!
ペパーミントだけだと、爽やかな感じがするだけなので、他のハーブと組み合わせて飲むのもおすすめです。
ここではご紹介しきれないほど、まだまだハーブティは奥深いです。
先ほどご紹介した、手軽に買えるハーブティから始めてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、ハーブは漢方として使われるものもあり、お薬のよって飲み合わせが悪いものもありますので、
お薬を飲まれている方は主治医の先生の判断を仰いでくださいね。
管理栄養士 的場
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バレンタインデー
2021.02.22 カテゴリ:バレンタインデー
みなさんこんにちは。
千葉市中央区にあるMFデンタルクリニックの久保田です。
緊急事態宣言が延期されましたが、いかがお過ごしでしょうか。
お家時間も増えて普段はあまりしないことをしたりする機会ですね。
私は娘と一緒にお料理をしたりしています。
バタバタな毎日ですが、お手伝いもしてくれるので助かっています。
先週バレンタインデーがあり、娘とお菓子作りをしました。
好きなようにお菓子を作っていて、パパにあげていました(•‿•)
みなさんはバレンタインデーについてご存知ですか?
バレンタインデーといえば、女性から男性へチョコレートを贈り、愛を告白する日として親しまれているイベント。毎年バレンタイン・シーズンになると、街のいたるところで、たくさんの種類のチョコレートが販売されています。
実はこの「女性から男性へチョコレートを贈る」という風習は、日本独自の文化だということを、ご存知でしたか?
欧米のバレンタインデーでは、恋人や友達、家族などがお互いにプレゼントを贈り、感謝の気持ちと愛を伝えるのが一般的。国によってはチョコレートを贈る風習もありますが、バレンタイン・カードや花束がメインのプレゼントで、チョコレートはあくまでも添え物という位置付けです。
では、なぜ日本のバレンタインデーでは、こんなにも「チョコレート」の贈り物が定番になったのでしょうか?
元々日本もチョコレートではなく、化粧品等をプレゼントにしていたのですが、製菓会社が販売促進のためにキャンペーンなどを始めたのがきっかけでチョコレートを渡すようになったそうです。
今ではバレンタインデーは女性から男性に、ホワイトデーは男性から女性にと定番化されていますが、外国は男性から女性にプレゼントを送る日になっているそうです。
バレンタインデーについてチョコを渡すとしか印象になかったので、調べてみたら色々な意味がありました!

まだまだお家時間が続きますが、やってみたい事などを始めるきっかけにもなると思うので、みなさんもぜひなにかやってみてください。
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マイクロクラックって何に?
2021.02.14 カテゴリ:お口のこと, 未分類, 歯科治療
こんにちは 千葉市中央区新宿にあるMFデンタルクリニックの今村です。
緊急事態宣言の延長が決まり 我慢の日々がもうしばらく続いてしまいますが 引き続き体調管理と感染予防はしっかりやっていきましょう。
今回は、歯のマイクロクラックについてお話します。
歯は、何ら問題なく見えても、よく観察すると非常に細かなクラックラインが入っています。

このクラックラインは、通常の咬合力の人でも、年齢とともに生じやすくなります。
特に歯ぎしりや食いしばりのある人、咬合力の強い人は、過剰な力が歯に加わるため、マイクロクラックが入りやすいと考えられます。
マイクロクラックは、エナメル質に限局した表面的で浅いものであれば、ほとんど問題は生じません。
しかし、マイクロクラックが象牙質まで達するような深達性のものでは、クラックラインから細菌が入り込んで虫歯の原因になったり、しみたり、クラックラインが広がってしばしば歯の破折を生じます。また、クラックラインに着色を生じ、褐色の線状に見えるため、しばしば審美的に問題になります。
咬み合わせの当たりが強い方は、歯の破折を予防するために咬合調整が有効です。
また、歯ぎしりや食いしばりの自覚のある人は、ご自身の歯を過剰な咬み合わせの力から守るために、ナイトガードの使用が必要かもしれません。

ナイトガード効果
①歯のすり減りを防止する(その代りにマウスピースがけずれる)
②歯列をマウスピースで連結固定することで、歯ぎしり中の力を歯列全体に分散させる。それにより、1本の歯にかかる負担を低減し、歯の破折や歯根破折を防止、コンポジットレジンなどの修復物の破損脱離を防止、セラミッククラウンなどの補綴物の破損脱離を防止する
③歯の位置を保定する(時に提示症例のように正中離開を改善する)
④顎関節の負担を軽減する
※マウスピースをしても歯ぎしり、食いしばりはなくなりません。それゆえ、肩こり頭痛なども直接的には治りません。
心当たりのある方も多いかと思います。
検診の際 私達からお話させて頂く事もありますが ナイトガードについて疑問などあれば 気軽に声をかけてくださいね!
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乳歯と永久歯
2021.02.7 カテゴリ:未分類
こんにちは!千葉市中央区にあるMFデンタルクリニックの御代出です。
皆さま、あっという間に年があけて1ヶ月がたち、気づけばもう2月ですね(^^)
こうやってまた2021年もあっという間にすぎるのでしょうか…笑
さて、お子様の乳歯は全部で何本抜けるのか、ご存じですか?

乳歯は生後6か月ごろから下の前歯から生え始め、3歳くらいまでには生え揃い、全部で20本になります。 上の歯が10本、下の歯が10本です。
乳歯が抜ける時期には個人差がありますが、一般的には6歳前後から12歳くらいまでに乳歯から永久歯へと生え変わります。
最初に下の前歯が抜けて永久歯へと生え変わり、ほぼ同時期に「6歳臼歯」と呼ばれる奥歯の「大臼歯」が生えるのが一般的です。
14歳ごろには、親知らず以外の永久歯が全て揃うでしょう。
歯の生え変わりには、それぞれのスピードがあるため、多少遅くてもあまり心配はいりません。
ただし、乳歯が抜けたのに永久歯が生えないことがあります。
一般的に、乳歯が抜けてから永久歯が生えるまでは3カ月かかると言われていますが、生え方に不安などがある場合は、ぜひお近くの歯科医へ相談してください
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