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お口のこと

虫歯はないのに歯が痛む「非歯原性歯痛」

 

こんにちは、千葉県千葉市中央区新宿のMFデンタルクリニック野上です。桜の開花がニュースで報道されたかと思えばお花見シーズンも過ぎ去り新緑が見られる季節になりました。個人的にはやっと冬の寒い季節がやっと収まってきた実感が持てるようになってきてます。

今回はお口の中痛みの原因のしゅるいについて。お口の中の痛み、違和感、物が食べにくいなどの不快な症状は虫歯や歯周病が原因だと思われていませんか?むし歯の治療に関しては歯を削るので歯科医院でも被せ物をします。しかし、むし歯による症状ではなかった為に不快感が治らない、実は原因がないのに起こる歯の痛み「非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)」と呼ばれる症状があるのです。最近になってようやく注目されるようになりました。

非歯原性歯痛は、2014年から国家試験の出題範囲に含まれるようになっため、現役の歯科医でも、それを知らない人がいらっしゃるのだそうです。だから、歯科医に行っても「原因不明」とされたり、場合によっては歯や神経を抜くなど不要な治療が行われたりした挙げ句、痛みが治まらず長いこと苦しむ方も、これまでは少なくなかったのだとか…

 

非歯原性歯痛とは歯が原因ではないとすれば、どこに問題があると言われているかと言うと、いちばん多いのは、口の中の筋肉や筋膜の緊張から来るものと考えられています。緊張を引き起こす原因は、無意識に行っている『噛みしめ』噛みしめというと、グッと歯を食いしばるイメージかもしれませんが、実は上下の歯が触れた時点で、噛みしめの問題が起こってしまいます。

そもそも上下の歯は、正常な状態であれば、唇を閉じているときでも2~3mmの隙間がある。通常、上下の歯が接触するのは、物を噛むときや言葉を発するときだけで、1日に合計で十数分程度と言われていますが、骨格のずれや歯並び、噛み合わせ、強いストレスなどによって、上下の歯が持続的に接触している状態「TCH」になると、本人が思っている以上に多大な力が、歯や顎、側頭部や首、背中の筋肉にほぼ無自覚にかかり続けるこの状態が慢性的に続くことで、歯や顎に痛みや違和感をもたらします。

噛みしめが原因の歯の痛みは、朝の寝起きのときに多く、口が開きにくくなる症状が出ることや、噛みしめ癖が、偏頭痛や肩凝りにつながることも…

本人は無意識にしていることでもあり日常の動作での無意識下での癖(悪癖)なので矯正するのはとても難しいです。しかし、症状を緩和できる方法はあるのだそうです。それは血流を良くして筋肉を緩めることなのだそうです。偏頭痛や肩凝りにも効果が期待できるそうです!それが耳回し。すごいですね!耳回し!!80B5AC4F-8514-4F16-8D9C-EB3291A6A3E9

 

 

慢性的な歯痛に試してみたい「耳回し」

 

 

①椅子に腰かけてリラックスし、両耳の耳たぶを左右の手の親指と人差し指で軽くつまむ。

②両耳の耳たぶを同時に時計回りに回す。上や下に引っ張るのでなく、大きく円を描くようにするのがコツ。ゴリゴリ、カチカチといった音が聞こえたり、痛みがあったりする場合、無理のない範囲で回す。1秒に1回転くらいの速さで、大きく回す。1回30秒程度が目安。

③慣れてきたら、回す早さを速くしたり、遅くしたり変えてみるのもいい。反時計回りや、耳の上部や真ん中を持って回すのも効果的。

虫歯でもないのに慢性的な歯痛に悩まされている人は、ぜひ試してほしい。

http://healthpress.jp/i/2018/05/post-3603_entry_2.html

あなたのお口の不快な症状は一体何なのでしょうか?

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