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勉強会

ライブ配信

こんにちは。

千葉市中央区新宿MFデンタルクリニックの濱田です。

猛暑の日々から暑さが一旦落ち着いたと思ったら、久々の雨は台風…湿度も高く体調を崩しやすい日が続きますね。みなさま、台風の影響は大丈夫でしたか?

 

今日は株式会社ヨシダのセミナー「歯科のチカラでずっと美味しく、そして楽しく。家族の笑顔から考える歯」を、セミナー会場は満席になってしまった為、ライブ配信でMFデンタルクリニックにて受講しました(*^^*)

タイムリーでライブ配信とは便利な世の中ですね!

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“口は健康と笑顔の入り口”をテーマに歯科だけではなく医科の先生やシェフの方の講演があり、歯科と全身の関わりについての知識を深める事ができました。

一部ですがその中での口呼吸についてのお話しを少しだけ(*^^*)

 

みなさんはご自身がきちんと鼻呼吸しているか口呼吸になっているか考えた事はありますか?

口呼吸の方の割合として10~20%という統計もあり、数少ない印象を受けますが、これはお子さんについての保護者の申告やアンケートによるもので自己判断。

専門家による診断では口呼吸の割合は70%前後になるそうです。

 

診査方法としては専門の器具を使用したものや、口に水をふくんでそのまま3分間保持できるかどうかというチェックもあります。鼻呼吸が上手くできないと苦しくなってしまうので途中で水を飲み込んでしまうんですね。

 

口呼吸がもたらす弊害として、頭部前傾や頚椎前弯といった姿勢の乱れ、頭痛、疲れやすくやる気が起きない、発音や嚥下機能の低下。鼻呼吸の人と比べて肺機能の低下や2倍ぜんそくになりやすいといった統計があります。

 

鼻呼吸が上手くできない原因としては、アレルギー性鼻炎やアデノイド、上咽頭炎など鼻やその周りの器官の炎症が原因となる場合。その他には低位舌など口腔機能に原因がある場合もあります。

舌のが正しい位置(写真左)より低くある事で(写真右)口呼吸を促す原因になります。

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口呼吸を鼻呼吸へ改善するお口の運動であいうべ体操が世界的に推奨されています。

 

次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。

(1)「あー」と口を大きく開く

(2)「いー」と口を大きく横に広げる

(3)「うー」と口を強く前に突き出す

(4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす

 

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(1)~(4)を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける。

この体操は、真剣に行うとかなり疲れます。慣れるまでは、2~3度に分けたほうが続けやすいでしょう。入浴時にやるのがおすすめです。「あいうべ体操」は口をしっかり、大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。

とくに顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数をへらすか、「いー」「うー」のみをくり返してください。

 

噛む、飲み込む、呼吸する

日々当たり前のようにしている事ですが、これらは生まれた瞬間からできる事ではなく学習していくもの。正しい咀嚼、正しい嚥下、正しい呼吸を学ぶ必要があります。

上記の口呼吸に関する原因、弊害、改善方法など一部のもので、全てではありませんが、少しでも参考になれば幸いです。

鼻呼吸をする事でお口のトラブルを防ぐだけでなく、アレルギー性疾患の改善やインフルエンザなどの感染症予防にもつながるそうです。

正しい呼吸法で毎日健やかに過ごしたいですね(*^^*)

 

引用:みらいクリニック、あいうべカード

 

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医療法人社団ともしび会
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