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歯磨きの理想の時間
みなさんこんにちは!
千葉県千葉市中央区新宿にある
MFデンタルクリニックの小此木です( ˆỏˆ )!
もうすぐ梅雨の時期ですね!
体調の管理をしっかりしましょう!!
さて、今回は歯磨きの理想の時間について
お話しようと思います( ̄‥ ̄)
皆さんはいつもどのくらいの時間をかけて歯磨きをしていますか?
どのくらいの時間磨くのがベストなのかあまり知らないまま
「なんとなく磨いている…」という人も多いようです。
ある歯みがきの平均時間と回数の調査によると…、
歯みがきの平均回数は1日1回は20%ほど、1日2回が50%、
1日3回が20%とのこと!
だいたい1日に2回磨いている人が8割近くを占めているようです。
中には「毎日磨かない」という人も全体の2%ほどいるようですが、
お口の環境が気になりますね。
また、1日3回以上磨く人は女性の3割、男性では2割弱と、
女性の方が歯磨き頻度は高いことがわかりました。
そして気になる平均歯磨き時間!!
これにはあまり男女差は見られませんでした(・∀・)
最も多いのは1分~3分未満の人で全体の約45%、
次いで3分~5分未満の人が約35%。10分以上磨くという人は約5%で、
決して多くないようです!
約4%を占める1分未満の人を合わせると、全体の約半数の人が
歯磨きには3分未満しかかけていないことがわかります。
この時間は長いのか、短いのか…そして歯の健康のためには
適切なのでしょうか?
平均して半数の人の歯磨き時間は、3分未満というデータがありました。
ですがそうであっても、それが正しいとは限りません。
虫歯はもちろん、強く健康な歯を守っていくための
理想の歯磨き時間はどのくらいなのでしょうか?
■鏡の前で10分~15分が理想
「3分で充分」「最低5分は必要」「20分以上かけて念入りに」など
色々な意見がありますが、
「しっかり歯垢を落とせる歯磨き時間の理想」は10分~15分だそうです。
まず、上下ともに永久歯が生えそろっている人なら、
全部で28本の歯があるはずです。(親知らずを入れると32本)
正しい磨きとして、鏡を見ながら1本につき
最低10回~20回小刻みに動かす必要があります。
20回動かすのにおよそ10秒として、すべての歯の表側を磨くのに280秒
つまり5分弱かかる計算になります。そして裏側を同じように
1本10秒ずつかけて磨いていくと、合計およそ10分かかりますよね。
「じゃあ10分以上、長ければ長いほどいい歯磨きなの?」と
尋ねられれば、答えはNO。長すぎる歯磨きは歯に悪影響を
及ぼしてしまう可能性があります。
長く磨きすぎると、歯のエナメル質が傷ついたり
剥がれたりしてしまいます。一見硬く見える歯ですが、
思っているよりもデリケートなのですね。
力の入れすぎも同様に歯を傷めてしまいますし、歯茎も傷つきます。
■15分は厳しい…「ながら磨き」はダメ?ちゃんと磨けていればOK
10分~15分が理想と言っても、鏡の前に立って
15分歯を磨き続けるというのはなかなか大変なもの。
特に忙しい朝の15分は貴重ですから、テレビを見たり
支度をしながらの「ながら磨き」ができれば時間短縮になる…
とは誰もが思いますよね。私も思います(笑)
ながら磨きはOKでしょうか?それともNG?
実は「ながら磨き」には、歯科医師の中でも反対派と賛成派の
二つの意見があります。
「ながら磨きをしていると、自分では磨けているつもりでも
1本1本きちんと磨けていないことが多いので、
鏡を見ながらきちんとチェックすることが大切」というのが、
「ながら磨き」反対派の意見。
対する賛成派は、「洗面所で15分立って歯磨きをするというのは
誰でも苦痛なので、ついつい早く終わらせてしまいがち。
それならテレビを見たりお風呂に入ったりしながらでもいいから、
15分間磨く習慣をつける方が大切」と言っています。
いずれにせよ、目的は「きちんと磨くこと」ですから、
「ながら磨き」でも鏡の前磨きでも、自分に合ったやり方で
いいのではないでしょうか。ながら派ならたまには歯垢染色剤
(通称:染め出し)を使ったり、仕上げに鏡を見てしっかり
歯垢が落とせているかチェックする習慣をつけたいですね。
ぜひ時間を意識して歯磨きしてみてくださいね★
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