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お口のこと

歯の怪我

こんにちは、千葉市中央区新宿MFデンタルクリニックの今村です。

今月は院長のセミナー等の関係でお休みが多く、患者様にはご迷惑をお掛けしています。ご理解頂きありがとうございます。

さて、今回はお子様が転んだり、スポーツ時に歯の怪我をした時の応急処置と注意点についてお話しますね!

我が家も小2の娘がおりますが来週から夏休みです。
小学生ともなれば活動も活発になりまたその範囲も広がります。
お友達と駆け回って転んだり、自転車で転倒したり、予期せぬ事が起きてしまったら・・・

状況は違いますが、主な怪我の種類としては
1.歯の破折(歯が折れた状態)
2.歯の脱臼(歯がぐらぐらした状態)
3.歯の埋入(歯が骨の中にめり込んだ状態)
4.歯の脱落(歯が抜け落ちた状態)があります。

破折の場合、歯ぐきから上の部分が割れる歯冠破折と根の部分が折れる歯根破折があります。歯冠破折の中には歯の一部が欠けたものから、 歯の神経が露出して大きく破折したものまで様々であり、治療方法もその状態に応じて異なります。受傷した際に折れた破片があれば、 なるべく歯科へ持って行ってください。場合によっては、破片を元の歯に接着して修復することもできます。そして、 出来るだけ早く歯科医院を受診して下さい。

また、逆に歯が折れた際に絶対にやってはいけないNG行為も幾つか存在します。
例えば、かけた部分をむやみに触る。欠けた部分にガムなどを詰める。
消毒液等で折れた部分を消毒する。長期間受診しないなどです。

脱臼でグラグラしていたり歯が埋没していた場合、そのまま安静にして、出来るだけ早く歯科医院を受診してください。

脱臼して歯が口の外に脱落した場合

抜け落ちた歯がひどく汚れていたら、根の部分に触れないで、軽く汚れを洗い流してください。(水道水で約30秒以内)
それから保存方法ですが、一番の理想は『生理食塩水』に浸す事です。
生理食塩水とは、人間の体内に存在する成分を再現した特殊な食塩水で生理食塩水に付けておくことで、身体の中にある状況を再現できることになるのです。
しかし、一般の家庭に『生理食塩水』はないですよね~そんな際に代用できるのが『牛乳』です。牛乳は、生理食塩水と非常に良くにた成分なので、歯が抜け落ちた際には、牛乳に浸けた状態で ”早急に” 歯科医院を受診することをおすすめ致します!
歯根の表面には歯根膜というとても大事な組織があり、この状態の良否が結果を左右するからです。

もしもが起こった時にこの事をを思い出して頂けたらと思います。

これから暑さが厳しくなる季節です。
みなさん体調に気をつけて楽しい夏を過ごしましょう♪

260-0021
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